「ソーシャルフィルタリング」と「なずき」

2010/04/28 現場のつぶやき

 最近、「ソーシャルフィルタリング」という言葉をよく耳にするようになりました。ネットで検索する限り、まだ確固たる定義はないですが、端的にいうと、「世の中に氾濫する情報の中から自分にとって有益なものを、ネット上(ブログ、Twitter、ソーシャルブックマーク、レビュー等)のユーザーの見識・評判を使って選別すること」のようです。

 私の周りでも、以前は、情報収集にニュースサイトやブログを巡回していた人が、今はTwitterで自分のフォローしているユーザーのつぶやきしかチェックしなくなったり、Twitterを活用したニュースのまとめサイトに夢中になる人が増えたりしています。

 海外に目を向けると、先日、Facebookが発表した「Social Plugin」(ニュースサイトの記事等を各ユーザーがFacebookのマイページ上で評価情報とともに簡単につぶやけるようになる)は、まさにユーザーがネットの評判を使って情報の選別を行う動きを助長する機能となっています。世界最大のSNS(4億ユーザー!) であるFacebookがこうした取り組みを行うことで「ソーシャルフィルタリング」は、世界的に大きな広がりを見せていくことが予想されます。さらに、先日、SONYから発売されたプレーステーション3のデジタルレコーダーキット「torne(トルネ)」には、他のユーザーの録画予約数などが見られるオンライン機能「トルミル表示」が実装される等、この動きは、インターネット利用者の枠を超え、確実に世の中に浸透しつつあるようです。

 

 そんな中、私は、「ソーシャルフィルタリング」と「なずき」は非常に親和性が高いと感じています。先日のマッシュアップアワードでも、感性抽出APIを「ソーシャルフィルタリング」の補助ツールとして使ったサービスが数多くありました(「ついっち」=Twitterのつぶやきに含まれる評価情報を統計表示)/「ほめられて育つ子のためのネガティブコメントフィルタ」=ソーシャルブックマークに登録されたネガティブコメントを表示しない)。その他、思いつきになりますが、Twitterのまとめサイト等でつぶやきの表示方法を評価情報によって変えるサービスがあれば面白いかもしれません(例:「良い」という評価を含むつぶやきは、笑顔のアイコンを付与したり、ピョンピョン跳ねさせたり・・)。
とにかく、様々な用途にてご活用いただけるかと考えています。

 

 今後も広がりを見せる「ソーシャルフィルタリング」の動きの中で、言語解析を使ったサービスをお考えの方がいらっしゃいましたら、お声がけ頂けると幸いです。何かしらお役に立てることがあるかもしれません。

Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  del.icio.us  newsing