2010年 Twitterから参院選を振り返る

2010/10/26 企画・営業リーダーのコラム

先日の参院選では「民主党」が振るわず、「自民党」と「みんなの党」が躍進する結果となりました。今回は、この参院選をTwitterの「つぶやき」を用いて少しだけ振り返ってみようと思います。選挙は7月11日に投票/開票されたということもあり、その前後でTwitterからデータを収集してみました。

【データ収集条件】

・期間:7月4日~7月16日
・抽出記事:「民主党」「民主」というキーワードが含まれている記事
・抽出対象:「Twitter」

その結果、集まった”つぶやき”の数は「35,169件」もありました。

(※公開APIを活用しているため一部取得できていない情報もあります)

このうち投票日前の7月4日~7月10日の「つぶやき」を見て、選挙結果と比較してみたいと思います。上記のデータを「なずき」の感性分析で解析した結果、以下のような話題についてTwitterで記載されていました。

順位

話題

件数

1

民主党

3198

2

自民党

617

3

国民

306

4

生活

276

5

選挙

260

6

生命

239

7

民主党政権

212

8

政治

180

9

未記載

179

10

人々

175

11

拡散

168

12

参議院選挙

165

13

政策

161

14

消費税

155

15

願い事

149

16

家族

146

17

拉致被害者

135

18

132

19

政党

132

20

みんなの党

131

ランキングを見てみると、ランキング20位外に

39位=共産党、40位=社民党、44位=国民新党

となっており、比較的作ったばかりのみんなの党(20位)の話題性が伺えます。その他、

消費税(14位)、マニュフェスト(23位)、外国人参政権(38位)

などのワードも見られました。生命や拉致被害者、口蹄疫については、同一の文章であったため同一の人が書いたと思われる風評でした。思ったよりも、政策面に関する記載が少なかったことが私には意外でした。

これを推察するに、ひとつひとつの政策が選挙の結果に直接的に影響が出たというよりは、複数の政策や行動が総合的に影響したのでは?という印象を受けました。例えば消費税についてみてみると、もちろん反対している人もいますが、過半数以上の人が消費税の導入が選挙結果に影響したのではないと書いていることが分かりました。さらに書いている内容をみると、消費税に対する考えが二転三転したことに対する批判が多くみられました。

一部のマスコミで、消費税の導入そのものが選挙の結果を左右したような論調がありましたが、Twitterを通して世論を見てみるとあながちそうとも言えなそうです。

次に、民主党、自民党、みんなの党について、みなさんがどんな気持ちで書き込みをしているかを比較してみました。

それぞれの党の悪い評価の書き込みの割合(=悪評率)は以下のようになりました。

・民主党の悪評率は90%

・自民党の悪評率は60%

・みんなの党の悪評率は50%

今回躍進した「みんなの党」でさえ、悪評率が50%ということは、この結果だけから判断すると、政治そのものに対して不信感を持っており、どうしてもどこかを選べというならば・・・というのが国民の皆さんの正直な気持ちだということなのかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか?

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