なずき体操① ~水を計ってみよう~

2009/12/02 現場のつぶやき

いきなりですが、「なずき」という製品名の由来についてご存知でしょうか?
「なずき」は平安時代の和歌にあった言葉で、「脳」を意味しています。(参照

今回は、そんな「なずき(脳)」を使う問題をご紹介したいと思います。海外では、「Brain Teaser(ブレイン・ティーザー)」という名称で、企業の面接等に使われることもあり、関連書籍も数多くあるようです。

前置きはさておき、さっそく問題に移らせて頂きます。

【問題】
 ここに3リットル(L)と5Lの水が入る2種類の容器があります。
 これら2つの容器を使って、4Lの水を量り取って下さい。
 但し、容器に入った水は何回捨ててもかまいません。

  (解答目安時間:5分)

いかがでしょう、お分かりになりましたか?

色々な考え方があるかと思いますが、ここでは”逆算して考える”アプローチをとってみました。 それぞれ下記の解答例(A)については「5Lから1L減らす」、(B)については「1Lに3L加える」という最終形を想定した上で、その形を実現するために必要となる一つ手前の形を順々に遡って考えていきます。


【考え方】
(A):5Lから1L減らす(5L容器一杯に入れた水から1L分の水を3Lの容器に移す)
 【1L分のスペースの作る方法を考えます。】
 ⇒3Lの空容器に2L分の水を加える(3Lの容器に1L分のスペースが出来る)
 【次に、2L分の水の作り方を考えます。】 
 ⇒5L容器一杯に入れた水を3Lの空容器に移す(5Lの容器に2L分の水が残る)

(B):1Lに3L加える(1Lの水が入った5L容器に3L分の水を移す)
 【1L分の水の作り方を考えます。】
 ⇒3L容器一杯に入れた水から2L分の水を減らす(3Lの容器に1L分の水が残る)
 【次に、2L分のスペースの作り方を考えます。】
 ⇒3L容器一杯に入れた水を5Lの空容器に移す(5Lの容器に2L分のスペースが出来る)
【解答例】
(A)

5L容器一杯に入れた水を3Lの空容器に移す(5L:2/3L:3)
3Lの容器の水を捨てる(5L:2/3L:0)
5Lの容器に入った2Lの水を3Lの空容器に移す(5L:0/3L:2)
5L容器一杯に水を入れる(5L:5/3L:2)
5Lの容器から3Lの容器が一杯になるまで移す(5L:4/3L:3)
(B)

3L容器一杯に入れた水を5Lの空容器に移す(5L:3/3L:0)
3L容器一杯に水を入れる(5L:3/3L:3)
3Lの容器から5Lの容器が一杯になるまで移す(5L:5/3L:1)
3Lの容器の水を捨てる(5L:0/3L:1)
3Lの容器に入った1Lの水を5Lの空容器に移す(5L:1/3L:0)
3L容器一杯に水を入れる(5L:1/3L:3)
3Lの容器に入った1Lの水を5Lの空容器に移す(5L:4/3L:0)

以上、長々と書かせて頂きましたが・・分かりづらくてすみません。。

ところで、この問題、どこかで見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 実はこれ、映画「ダイハード3」の有名な1シーンで、ブルース・ウィルス扮するジョン・マクレーンもこれと全く同じ問題を解いていました。彼の場合は、間違うと爆弾が爆発するという命がけの状況でしたが。

近年、国内でも「ライアーゲーム」や「カイジ」に代表されるように、脳を使う問題を題材とした作品(?)が流行っていますが、日常生活でこういった問題に触れることは、脳の老化防止にも役立ちそうです。この日記ももし好評であれば、「なずき体操シリーズ」として連載していこうかと思っています。

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